相談事例
「ギャンブル依存」 に関するご相談
ギャンブルに嵌まって会社のお金を使い込みした
会社のお金の使い込みを繰り返し、カウンセリングを受けることに
競馬に嵌まり、会社のお金の使い込みを繰り返した。使い込みしたお金は都度親が弁償したが、会社からは解雇を言い渡された。
相談者のプロフィール
20代、男性、無職
(家族) 会社員の両親が県内に居住
相談に至るまでの経緯
つい最近まで会社員をしていて一人暮らしだった。
競馬に嵌まり、遊ぶ資金が給料で不足したため会社のお金を使い込みした。
使い込みが会社、親に明るみになったが、少額であったため、上司の管理教育を受けることで解雇を免れ、使い込みしたお金は親が弁償した。
競馬がやめられず、再度会社のお金を使い込みしてしまい、会社、親に明るみになった。
使い込みしたお金は親が再び弁償したが、今度は会社から解雇を言い渡された。
親からは勘当され、家賃も払えないため行くあてもなく、しばらく車上生活が続いた。
見かねた親から、ギャンブル依存症のカウンセリングを受けることを条件に実家に戻ることを許され、信用生協のギャンブル依存相談が始まった。
信用生協での相談経緯
就職活動を行いながら、月1回の専属カウンセラーとの面談、月2回のグループミーティングへ参加し、ギャンブル依存の克服に向けて取り組んでいくこととした。
ポイント
グループミーティングに参加をすることで、同じような失敗をしていたり同じような考え方の人がいるので安心できる気持ちになった。本音で自分を語れるようになり、これまでギャンブルに向いていた自分の気持ちが、将来の生活設計に向くようになってきた。
実家から通える先で就職が決まった。健全な生活をおくれるよう、親の協力も得ながら生活再建に取り組んでいる。